
ライター
小松田 久美

JAコスモス
営農指導課 係長 平松さん、岡本さん
「高知うまいもん散歩」第72回は、高知県高岡郡佐川町にある、JAコスモスさんにうかがいました。今回紹介するのは、2015年の高知土産物コンクールで入賞を果たした、緑茶とあぶり茶の缶セットです。見た目の可愛らしさもさることながら、うまみの強い高知のお茶がティーバッグになっていて簡単に淹れられるのがお土産に向いていますよね。

こちらのお茶は、お茶缶に入っているんですね。移し替えずこのまま保存ができるので、女性にとても喜ばれそうです。



たしかに、今は一人暮らしの人などは急須を持っていないこともありますね。このお茶はティーバッグでお湯を注ぐだけだから、相手を選ばずに贈れますね。

力強さと柔らかく優しい香りは、まるで高知の女性みたい?

お茶をいただくと、力強さと優しい香りや後味に柔らかい甘みを感じます。まるで、「強い!」と表現される高知の女性みたいです。

このお茶は茶農家のおじいちゃん、おばあちゃんが時間をかけて大切に育ててきたものです。孫を育てているようなもので、高知の子らしくなるのかもしれませんね。仁淀川町の茶畑は急な山の斜面にあって、手入れや茶摘みはとても大変なのですが、冬は雪が積もるような気温の高低と霧深い環境から美味しいお茶の葉ができることで有名な場所です。あぶり茶とはいわゆる「ほうじ茶」のことです。カフェインが少ないので、お子さんや妊娠中の方にもオススメです。


それぞれのお茶缶に、コースターがついているんですね。何の花なのでしょうか?

お茶の花と、ひょうたん桜です。ひょうたん桜というのは旧吾川村(現仁淀川町)にある、樹齢が500年余といわれている大きな桜の木のことです。つぼみの形がひょうたんに似ていることから、「ひょうたん桜」と呼ばれているんですよ。茶畑のある仁淀川町には、都市部ではなかなか見ることのできない年代物の一本桜を見ることができます。3月下旬の見頃の時期に高知に来る機会があったら、ぜひこちらまで足を運んでみてくださいね。

今回ご紹介した商品

事業者紹介

コスモス農業協同組合
〒789-1201 高知県高岡郡佐川町甲1751番地1
TEL :0889-22-7800
FAX :0889-22-9700
わたくしたちJAコスモスは、仁淀川流域の自然をまもり、ゆたかな里づくりに貢献します。
つねに、利用者のニーズをとらえた事業展開をめざします。
つねに、時代の変化に対応できる組織をめざします。
つねに、地域とのふれあいを大切にする人づくりをめざします。
ライター紹介

小松田 久美
1983年生まれ、東京在住。
今年、第一期の「うまいもん散歩」取材で四国に初上陸しました。徐々に高知が大好きになってきた、高知ビギナー。
着物と猫、お酒が好きなフリーライターです。